tasogarex’s blog

ITガジェットやライフハックとしてのゲームについて書いています。ITコンサルティング会社勤務シニアマネージャー。一児の父です。

子供にゲームをさせるべし

子供とテレビゲームは、いつの時代も賛否両論ですが、
我が家では、全力で教育にテレビゲームを取り入れています。

こどもに与えるゲームソフトは、自分も楽しめる、かつ知育効果が期待できるものにします。子供の遊び、知育、自分の趣味を同時に達成できます。

例えば教育会社が作っている学習系ソフトは自分が楽しめないのでNG。

ポケモンは素晴らしいゲームであり、こどもも欲しがるし個人的にもほしいしやりたいんですが、STEAM(Science, Technology, Engeneering, Arts and Mathematics)観点でちょっと不足するのでぽちっと大人買いしてしまいたいのを、ぐっと我慢して買わない。

我が家のゲームエントリーに選ばれたのはSwitchのマリオパーティでした。こどもが4歳になりたてのときです。家族や友達と楽しめるのと、百種類以上あるミニゲームは全て小さなこどもや御老人でも楽しめるようにインターフェースが工夫されており、高得点を取るために様々な刺激で頭を使っていくことになります。

昔と違って今の家庭用ゲーム機のコントローラーはインターフェースが複雑です。ボタンも多いし、使う指も多く、モーションセンサーもついてます。

つまり、単純に考えると、我々のこども時代のファミコンより、今のゲーム機は最低対象年齢があがっているはずなのです。

小さなこどもでは操作方法がわからないから楽しめない。この問題に対して任天堂のソフトにおける工夫は本当に素晴らしく、細かいところまで親切にこどもが自然と迷わず操作できるよう設計されています。

4歳児にコントローラー操作を身につける上でマリオパーティは最適と判断し導入したものです。実際、半分以上のミニゲームは自力でできるようになりました。いくつかスピードと正確性の求められるミニゲームは、大人に助けてもらって進めています。

その後、コントローラー操作がある程度みについたところで、
ゼルダの伝説Breath of wildをやらせています。木を切って、薪をおいて、炎の武器で火をつけて、恐ろしいマモノが出てくる夜をたき火で朝までやり過ごす術を覚えます。
オープンワールドで、森や海、山登りの向こうには何があるか、自由に冒険させます。

5歳ではどうぶつの森も買いでした。住人とのコミュニケーション、箱庭における様々なアイデアでのクラフト。色々なファッションが楽しめ、おさかな、むし、美術の図鑑効果もあります。父も母も夜中に癒やし効果で楽しめます。

一緒に電車に乗っているときはスマホドラクエウォークも許可してます。火のモンスターに氷がよく効くとか理解しはじめ、HPとダメージの概念で算術にも意識がではじめます。

マリオやドラクエは、キャラクターコンテンツの持つ副次効果も大きいです。なんといっても日本の強み、キャラクター、モンスターがかわいいので、大人も子供にも愛されます。保育園や小学校での話題にも必ずあがります。また、30年という2世代コンテンツができているのも親子一緒に楽しめて、家族の話題としてももりあがる要素です。

最近ではスクウェア・エニックスから、ひらがなやさんすうをドラクエで学べる書籍も発売され、こどもに買ったところ、自分からどんどん勉強をしてくれる絶大な教育効果を発揮しています。

https://store.jp.square-enix.com/item/9784757562677.html

このゆうしゃドリルは本当によくできていて、タシザーンのむらやヒキザーンのむらを進んでいきながら、銅の剣や薬草をG計算しながら買ったり、スライムやドラキーのHPをたしざんひきざんしながら倒していくんです。

推奨学年小学校2年生となっていますが、5歳の我が子は自発的に一生懸命やってます。自分で2桁の計算ができるように、公文の数字表も買ってきておいてます。

これはドラクエウォークに触れさせていなかったら発生していないことです。数字の概念に触れさせるのもいいかな程度に思ってドラクエをやらせはじめたものですが、予想外のキャラクターコンテンツ向学効果を生み出しました。

こどもが大きくなるにつれ、勉強すべき時間は増えていきますが、親が一緒に見てあげられる時間は限られています。
これを解決するためにはこどもが自力で遊びながら学べるコンテンツが必要です。
その点でゲームというには非常に有用であると考えています。

ゲームクリエイターの皆さまには本当に感謝と敬意を示したいと思います。