tasogarex’s blog

ITガジェットやライフハックとしてのゲームについて書いています。ITコンサルティング会社勤務シニアマネージャー。一児の父です。

toio VS LEGO VS Nintendo LABO

娘がもうすぐ6歳になるので、プログラミング教育を本格的に開始してみようと思っています。

どうせやるなら、知育効果もさることながら、私の電子工作の趣味と両立させたいという勝手な願望から、以下のツールを候補に選定しました。なお、私はSONY任天堂も大好きです。

1. SONY toio

2. LEGO WeDo2.0

3. ニンテンドーラボガレージ

SONY toio

toioバリューパック"GoGoロボットプログラミング~ろじーぼのひみつ~"同梱版 19,980円 対象年齢6歳以上

toio.io

パネルと絵本から始められ、順次・分岐・反復アルゴリズムを可愛い動くフィギュアベースでみにつけていける。 最もわかりやすそうに見える。できることがある程度しぼられており、 パーツについての技術や知識がなくとも、プログラミング・アルゴリズムにある程度集中できる仕掛けに見えます。 一人でも遊べるが、2つの動く本体となるキューブがついており、保護者や友達と対戦や一緒にあそべるコンセプトとなっています。

LEGO WebDo2.0

モーター(サーボ)、モーションセンサ、チルトセンサーでくみ上げる本格電子工作キット レゴと合わせ技なのが強い。造形デザインやリーチをレゴブロックで自在にアレンジができる。

32,700円

対象年齢5歳以上

6つのキットがつくれる教材セット

とあるが、内容的には大人の電子工作の導入に近く、5歳にはハードル高いのではと思いました。 これは私がラズベリーパイでロボット作りを数年前に手を出しているから、似ていると感じたものです。

afrel.co.jp

ニンテンドーラボガレージ

NINTENDO LABOバラエティキット 6,980円 対象年齢6歳以上(with保護者) 10歳以上(ひとり) NINTENDO LABO VRキットちょびっと版 3,980円 対象年齢7歳以上(with保護者)

段ボールベースでコスパは最強。Switch本体とJoyコンがロボットのコンピューター本体部分を司ります。 Switchを画面としてつかったり、タッチパネルとして使ったり、joyコンもジャイロセンサー役、赤外線/モーションセンサー役、リモコン役、振動によるアラートや移動役と、何ができるかアイデア次第で無限大というユーザーに育ててもらう前提のコンセプト。さらにVRまでふみこんでます。 ただこのラボ、コンセプトが野心的すぎるんですよね。 一般的ロボットプログラミングの基礎導入で学ぶ、モーター処理がなく、一方でタッチパネルや振動、赤外線という高度なインターフェースを、どう遊びにいかせるか創造させる為、大人のアイデア介入が不可欠になります。

いざ選定

  • とっつきやすさ、継続しやすさを重視

単純評価では toio > ラボ > LEGO と判断したのですが、ここでややこしい状況が生まれました。 2020年7月、ニンテンドーLEGOが公式にコラボして、レゴ スーパーマリオの16キットが発売されてしまうのです。 レゴ スーパーマリオは、上述のLEGO WeDoとはなにも関係ありません。プログラミングとの連動は全く意識されていない商品です。

しかしながら、当然同じレゴブロックの規格ですから、レゴ スーパーマリオのブロックパーツは、LEGO WeDoにくっつけて動かすことができます。 LEGO WeDoは最も教材チックだったので、子供が一度つまらない判定してしまって「お勉強」として距離を置いてしまうと、一気に高級ブロックインテリア化してしまうリスクがありましたが、そこにマリオ達が加わると全くかわります。

topics.nintendo.co.jp

結論

  • SONY toioを採用しました。

理由1: ニンテンドーラボバラエティキットをすでに持っている。(ガレージはまだ遊んでいない) 理由2: 我が家はまだレゴブロックを導入していない。(別の大き目ブロックだけ)

まず、ラボはもうもっていますが、上述のとおり、プログラミングの基礎を学ぶにはハードルが高いインターフェースです。デフォルトで入っているつりやバイクやおうちやピアノは楽しく遊べてますので、こういう遊び方もできるという刺激は学べていますのでそれでまずは十分。

次に、レゴはまだもっていないのです。保育園やお友達の家にあるので欲しがっていましたが、誤飲リスクや、家の中で行方不明になるパーツ達、大人が踏んだ時の痛さが必至であるため、見送ってきました。 よって、いきなりロボティクス自動化されたレゴを導入する前に、まずはレゴを導入して、細かいブロック遊びというステップを踏むべきと判断。そんな中、レゴマリオは良いタイミングなので導入してみようと思います。WeDoはtoioを卒業した後の本格編と位置づけてもよかろうと。

toioはおもちゃとして十分機能すると判断しました。一緒に遊んでも難しさを感じる前に楽しそうです。そのあたりのとっつきやすさ・継続性をかなり意識して設計してくれている開発努力を感じました。